- 仕入れの基準はどうすれば良い?
- 値段以外に仕入れを判断する要素は?
- 利益の計算方法を教えて
リサーチをした際に仕入れの対象か迷うことがあると思います。
基準を設けておくことで微妙なラインの商品の仕入れ可否を簡単に判断できるようになります。
仕入れの基準の利益率
仕入れの際に重要なのは利益率の高さです。
仕入れの基準にするべき利益率は50%以上となります。
純利益の計算方法
利益は以下の式で計算することが出来ます。
※例アディダストラックジャケット
売値(7,500円)ー手数料(750円)ー送料(215円)ー資材費(30円)ー仕入値(3,200円)=純利益(3,305円)
純利益(3,305円)÷売値(7,500円)=利益率(約44%)
利益率が44%となり仕入れの基準は満たすことが出来なかったため、次回はもう少し安価に仕入れる必要があります。
売り上げに対する仕入値の割合
見込みの売り上げの1/3(33%)以下で仕入れることが出来れば利益率50%以上を確保することが出来ます。
先ほどの例に当てはめてみます
売値(7,500円)ー手数料(750円)ー送料(215円)ー資材費(30円)ー仕入値(2,500円)=純利益(4,005円)
純利益(4,005円)÷売値(7,500円)=利益率(約53%)
売値の1/3で仕入れることで利益率が50%を超えました。
例外
利益率が50%以下でも仕入れ対象になる商品も存在します。
需要が高くすぐに売れる見込みがある商品は利益率50%以下でも仕入れ対象になります。
古着転売は複利で考えるビジネスのため商品を素早く回転させることでキャッシュフローに良い影響を与えることが出来ます。
まとめ
今回は古着の仕入れの基準について解説しました。
利益率が50%以上を見込める商品を仕入れの基準にしましょう。
ただし需要が高くすぐに売れる見込みがある商品は利益率50%以下でも仕入れ対象になります。
少しシビアな基準ではありますが、赤字の可能性を減らすことが出来ます。